支部設立25周年を記念して、去る平成22年11月6日(土)に福井新聞社・風の森ホール(福井市)で公開講演会を開催しました。講師に北里大学医学部眼科主任教授の清水公也先生(福井市出身)をお招きし、『眼科手術最前線!』をテーマに講演していただきました。加齢などが原因で水晶体が濁る白内障について、人工水晶体による「眼内レンズ」の移植手術では術後のライフスタイルに見合ったレンズの選択が必要であることや、最新の視力矯正手術としてレーシック手術のように角膜を削る必要がない「眼内コンタクトレンズ」の有用性を解説されました。約200人の聴衆は熱心に聞き入り、多くの質問が出たことから関心の高さが伺われました。本講演会は、支部企画行事として同窓会本部の援助により開催しました。毎年、福井県からは受験者・入学者が少ない為、設立25周年を機に北里大学を広く県民に紹介し、かつ公開講演会を通じて地域社会に少しでも貢献することが目的でした。さらに、会員には同窓会活動の理解と交流を深めてもらいたいと願っていました。そこで、新聞に講演会の案内を掲載し、来場者全員に北里研究所・北里大学のパンフレットと北里研究所本館・医学館(博物館明治村)のクリアファイルを配布しました。
また、当日は同窓会副会長の鈴木達夫先生をお迎えして定期総会と祝賀会(あわら温泉)を開催し、翌日は曹洞宗大本山永平寺と福井県立恐竜博物館へのエクスカーションを楽しみました。今回、昭和61年5月の支部設立以来積年の思いが実現し、ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。今後も同窓の「絆」を大切にして、有意義な同窓会活動を継続してまいります。
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